ホリエモンが渾身の力で書いた「多動力」
すっかりホリエモンにはまってしまいました。
この本「多動力」は、ホリエモン自身「渾身の力で書いた」というほど力を入れて書いた本です。
45万部以上も売れており、ホリエモンが出した数多くの本の中でも一番売れております。
この本「多動力」でもホリエモン節をかなりかましています。いくつかピックアップします。
「寿司屋の修行なんて意味がない」
日本人は、修行や下積み、球拾いなど、苦しいことを我慢して行う美学が相変わらず好きだ。この本を読んだあなただけでもそんな空っぽな幻想から目覚めてほしい。
「石の上で3年我慢できたら次の仕事を教えてやる」などと言う親方のもとで働いていては貴重な時間が失われるだけだ。
もはや情報それ自体に意味がない。これからは旧態依然とした業界に「オープンイノベーション」の並みが来る。そこでは、とにかくチャレンジしようという行動力とアイディアを進化させる力が求められる。
確かに今の時代、知らない情報や技術は、スマホでググればすぐにわかるし、飲食店等は、作り方や使用の仕方をマニュアル化すれば皆がすぐに学べる時代。同じことを3年やり続けるのは、時間の無駄のように思えてしまう。今ある情報と自分のアイディアを足してどんどん前に進んでいく行動力が必要なんだと再認識しました。
三つの肩書きをもてばあなたの価値は1万倍になる。
複数の肩書きを算し、レアな存在になろう。あらゆる産業のタテの壁が溶けた今、1つのかたがきにこだわってはいけない。
複数の仕事をこなせるようになればレアな存在になれるということですね。
1つだけの仕事を定年までやり続けるより、たくさんの仕事を経験して複数の肩書きを手に入れれば希少性は高まる。変な根性論や、古い考えで長く続ければ良いとされる考えは、間違いであることに気づかされました。
(その他、具体的な例などもしっかり書かれています。)
「99%の会議はいらない」
無駄な会議をなくすためには、論点を明確にし、情報を集め、感情を捨てよ。
①解決したい問題を明確にする(能書きは捨てて、結論を先に言う)
②必要な情報を集める
③感情論を排しロジカルに判断する
ホリエモン99%好きですね。笑っ
全てごもっともな事しか書いておりません。
感情論の前ではすべての会議が無意味。
あなたの会社には、すぐに感情的になり会話ができない上司はいませんか?
部下ならまだしも上司であれば問題は一生解決できないですよね。
「永遠の3歳児たれ」
多動力は、大人になるにつれ失われていく。つまり、未知なるもの、新しいことに興味がなくなったとき老いが始まるのだ。
いつまでも3歳児のような好奇心をもっていきていこう。
成功している起業家やクリエイターは、好奇心旺盛な3歳児童がそのまま大人になってしまったような人が多い。興味があることに脇目も振らず動き続ける。その結果、誰もが考えもしなかったイノベーションを起こすのだ。
周りの目を気にせず、いつまでも3歳児のように好きなことや夢中になっているものを追いかけ続けるのは、普通の人では、簡単にできることじゃないですよね。(汗)
やはり成功する人は、行動力、好奇心、集中力がずば抜けてるんですね。
今、やりたくもない仕事をしてる人、この先給料も上がらず、もはや学ぶことも成長することもない会社でグダグダ働いてる人、古い考えの上司にストレスを抱えながら働いてる人、ホリエモンの、この「多動力」を読んで行動してみてはいかがでしょうか?